2012年9月26日水曜日

脊柱の変形について 感じること

最近、セッションをしていて、

側彎、いわゆる猫背、ストレート・ネックと

いった、脊柱(背骨)の変形について、

いろいろと感じたり、考えたりすることが

あります。




よくあるのは、“観察される外観から予想する

苦しい箇所”と“ご本人の苦しい箇所”が違う

こと。(もちろん、同じこともあります)

形態の観察だけでは、不十分ということを

実感します。



そして、“力不足で背骨がゆがんでいるという

よりは、安定を保とうとして、ゆがんでいる”

傾向があること。

これは、“安定しすぎるが故の弊害”といえる

かも知れません。安定してしまったがために

本来の備わっている他の機能を活用できなく

なってしまっているといった印象です。



単純なストレッチや運動だけでは解決が難しい

理由が、上述のことと関連するだろうと考えて

います。

おそらく、身体の無意識な反応との関わりもある

ので、慎重に身体の感覚や運動にアプローチする

必要が出てきます。


身体の感覚を磨く手法とも言えるボディワーク的な

アプローチは、効果的といえるかも知れません。


そして、以上のような発想に至ったのは、やはり

ロルフィング®のセッションが、双方向性であり、

ロルファーとクライアントで作りながら進められる

ものであるからだと思います。















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