2012年7月4日水曜日

痛みと ロルフィング®

身体のより良い状態を学んでいく過程である


ロルフィング®は、治療を目的とはしていませんが、


クライアントとして、いらっしゃる方の中には


身体のどこかに痛みを抱えておられる


場合もあります。






セッションを通して、身体を見直し、気づき、


そして、再統合していく過程では、フォーカスこそ


しないものの、配慮して進めていくことになります。






とはいえ、私、『ぽる』の場合、やはり、辛さが


幾らかでも軽くなるよう働きかけたいという気持ちも


ありますので、最初のセッションで、できうる限りの


取り組みを行います。





私、個人のセッションの中では、


寝返りも出来なほどの腰痛を抱えた方が


寝返りが出来るようになったり、


慢性的な首の辛さが軽くなったという


クライエント様がいらっしゃいました。


さらに、嬉しいこととしては、


セッション直後よりも、その数時間後や


数日後に、さらに痛みや苦しさが楽になったと


おっしゃっていただく場合が多いということです。






それは、『ロルファーが与えることができるのは、


変化のきっかけであり、重力の中で動くことで


身体が整っていく』というロルフィングの考え方を


具現することになると考えることができます。


また、痛みが軽減すると、次からのセッションも


進めやすくなるため、私としても、非常に有難いものです。








しかしながら、医療の現場に身を置いていた者としては、


危険を伴うと判断されるクライエント様に付きましては、


お話を伺った上で、病院での医師の診察をお勧めする


場合もあります。


クライエント様の安全を考えてのこととして、


ご了承、いただきたいと存じ上げます。


また、文中の「痛みや苦しさが楽になる」という表現は


一般に言う「完治」とは、同義でないことを、ご理解ください。




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