2012年6月29日金曜日

パーキンソン病と ロルフィング®

パーキンソン病という病気があります。


症状が進行すると、身体が銅像のように


動かなくなってしまいます。


(病気についての詳しい情報は、


専門のサイトをご覧ください)






私自身の経験の話になってしまいますが、


理学療法士として病院に勤めていた時、


パーキンソン病の方に、ロルフィングの


テクニックを試してみたことがありました。




結果から言うと、姿勢が良くなりました。


そして、脚の運びもよくなりました。




パーキンソン病というのは、錐体外路という


姿勢に関わる神経系の病気です。


脳内の神経伝達物質が不足することで


症状が起こるので、根本的には薬で対処する


しかないのですが、固くなりがちな身体を


ロルフィングによって、調整することで、


よい状態が生まれるのだと思いました。


それは、病気でない方でも一緒ですね。




パーキンソン病の方は、姿勢が悪くなりやすく、


いつの間にか、姿勢をなおすという感覚も


少なくなってしまうようです。


そういった身体の気づきを思い出すことも


大切なことなのだろうと考えます。


これも、病気でない方と一緒ですね。




病気であろうとなかろうと、伸びやかな


身体でありたいものです。





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