2012年3月17日土曜日

"C-position(シーポジション)" について

ロルフィングの10シリーズの中の


セッション1では、“C-Position”と


呼ばれる姿勢で、背中へのワークを


します。


ロルフィングの祖:アイダ・ロルフは


なぜ、この姿勢を一番最初に選んだの


だろう。。。。?


という疑問が、この2、3日、自分の中に


ありました。




セッション1だけが、椅子に座った姿勢ではない


からです。




アイダ・ロルフは元々研修員であった方


ですから、何かしらのロジックが、そこには


あるはずで、解剖学的な視点から、何か理由は


ないものかと考えていました。




彼女の愛弟子であるJim Asher氏に質問した


ところ、「いや、側臥位(横に寝た姿勢)でもいいんだよ」


との返答があり、それまで自分が考えていたことは


儚くも根底から崩れてしまったのでした。


まだまだ、修行が足りません。。。。






ちなみに、彼によると


「彼女(アイダ・ロルフ)は、慎重に言葉を選ぶ人だった」


とのこと。


他にも、彼女がどんな風にワークをしていたかなど


聞くことができ、図らずも、彼女の人柄に近づいたような


ひとコマとなりました。




2012年3月7日水曜日

セッション成否の鍵となるゾーン

セッションしていて感じられる


独特の心地よさと難しさ。。。。


そして、満足感の有無






そういったあたりの「鍵」となる


状態があるような気がします。




プラクティショナーとクライエントの


感覚がシンクロするような領域とでも


いうのでしょうか。




一見、ただのストレッチのようでも


普通のストレッチとボディワークとでは


実施時や終わった後の感覚が


大きく異なる気がするのも


その辺りが関係するのかも知れません。






身体の変化が起きる時、その前提として


クライエントはプラクティショナーからの


働きかけを受け入れる段階があります。


その段階がうまくいったとき、とても


効果的なリリースが起こったり、今までに


感じなかった解放感が得られるようです。






その状態が作れるかどうかは、両者の


リレーション(ラ・ポート)の深さに関係するので


あろうと、今は考えています。






それは、プラクティショナーの経験や技術


だけでは、補えるものでなく


クライエントの知識やあり方も


重要になってきます。


(それでも、プラクティショナーの役割は


大きいのでしょうけれど。。。)






渡米を前に、ふと浮かんだことを


書き込んでみました。




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