2011年4月16日土曜日

眠れるようになった Cさん

大正生まれの Cさんは、年齢も90歳をすぎています。


いつの頃からか、夜、眠れなくなり、昼間に少しウトウトし、
昼夜が逆転気味でした。


Cさん本人も、これではいけないと昼間は起きている
努力をし、夜間の睡眠を確保しようとしたそうです。


けれども、やはり眠れず、どうしようもないムシャクシャと
した気持ちばかりを抱えるようになったそうです。


2回ほどワークを受けていただいたあたりから、
夜眠れるようになったことを自覚してきたとの言葉を
いただきました。


最近では、床から起き上がるのも楽になったと
感想をいただき、嬉しい限りです。


高齢者の方の睡眠の問題に、ワークがいい方に
働いたことは、私にとっても自信となりました。


もっともっと、安らぎを提供できるようにスキル・アップを
目指したいと思います。


Just For Latitudinous

2011年4月7日木曜日

血圧管理と転倒リスクの関係

ボストンで行われた研究によると・・・・

高血圧の治療を受けておらず、起立性低血圧(立ったときに血圧が下がる)が1分後にみられる高齢者の転倒の危険性が高かったそうです。
しかも、血圧管理を受けていない人では、1分後に(収縮期)血圧の下がる人は、19%にもなったそうです。5人に1人ということになります。

やっぱり血圧の管理って、大切なんですね。

私自身も、たまには血圧をチェックしてみようと、我を振り返りました。

故郷:秋田で活動


アメリカから戻り、日本についたのが3月13日。 地震から間もない時でした。

幸い航空便は動いていたので、自宅には予定通り戻ることができ、自身の影響の残るなかの生活をしています。

少し落ち着いてきたので、ブログに時間を割く気にもなってきました。

今年も、『ばっけ』が芽吹き、また東北にも春が来たなと実感しています。

福島の原発も被災地の復興も、まだまだ予断を許さない状況にありますが、それでも、少しずつ穏やかに時が流れ出すことを願うのみです。

人間関係が『血圧』に関係

アメリカの血圧についての専門誌:アメリカン ジャーナル オブ ハイパープレッシャー に、人間関係と血圧との関連が報告されたそうです。地域の中での人間関係が、血圧に影響するというもので、人との信頼感が持てないと血圧が高くなる傾向があるそうです。


どうしても血圧が下がらない人は、住むところをかえるというのも、方法の一つになってしまうのでしょうか。


けれども、どこに行っても人の中で生きることに変わりはないのだから、ストレスと無縁ではいられないので、ストレスを受けた後、如何に心身をリラックスさせられるかということも、やはり大切になると考えます。
ストレス発散の仕方は、人それぞれだけれど、やけ食い・やけ酒は、むしろ自分をいじめてしまうから、避けたいものです。
できれば散歩や身体を動かすことで、解消できるといいですね。


そして、そのオプションのひとつに、ボディワークもあるのだと思います。




以下は、毎日新聞社(2011.4.6.)さんの記事からです。


住民同士の信頼感が低い地域ほど高血圧を誘発する? そんな結果を、島根大疾病予知予防研究拠点の濱野強専任講師らの研究グループが突き止めた。ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)と呼ばれる地域社会の人間関係から血圧に与える影響にアプローチしたもので、濱野講師によるとこの手の研究成果は世界でも初めて。米国の学術誌「アメリカンジャーナルオブハイパーテンション」電子版に掲載された。【細谷拓海】
 調査は08~09年に行い、雲南、出雲両市に住み、特定検診を受けた住民を対象に実施した。インタビュー形式で有効回答を得た335人(平均年齢69・7歳)を、居住地域の郵便番号ごとに30地区に分け、血圧について調べた。


その中で、地域内で「他人は機会があればあなたを利用すると思うか」という問いに「はい」と答える人の割合と血圧の関係について調べた。投薬や喫煙など12項目の影響を除いて分析したところ、「はい」と答えた人の割合が1%上がると最大血圧は22・9ミリHg高くなる傾向があった。調査では、糖尿病の投薬治療▽喫煙習慣▽肥満▽高齢--によって血圧が上がる結果も出ていたが、人間関係も高血圧に影響していることも明らかとなった。
 ソーシャル・キャピタルに詳しい静岡県立大経営情報学部の藤澤由和准教授(医療政策学)は「これまで高血圧対策の主眼は、個々の生活習慣の改善を通して行うものが主流だった。今後は地域内の人間関係を深めるなど居住地域ごとの対策も加味することで、より効果的な予防が期待できるのではないか」と今回の研究成果を評価している。